予防医学の大切さ

日本人である私たちの中には、あの先生に任せておけば健康面は安心だというような医師万能のような風潮が今まであったことは否定できません。
しかし実際には、病院の役目は病気を治す手伝いをしてくれるものだと捉えていくことが必要だと言えます。

本当に治していくのは自分のカ治癒力・免疫力)だということです。

たとえば胃潰瘍にかかった場合を考えてみましょう。
医者に行くと、胃酸を抑える薬、胃の粘膜を守る薬を処方されると思います。しかし、胃の傷を治していくのは、最終的には自分自身の力と言うことではないでしょうか。

切り口を縫い合わせたときも切り口と切り口をくつつけているだけで、傷口を閉じさせるのはやはり自分の力によってです。つまり最終的には、その人が持っている自己治癒力によって健康を取り戻すことができるのです。

人間は本来こうした自己治癒力を持っています。また、病気にかからないような免疫力も持っています。
 
ただ、自分の力だけでは治らない場合に、薬が手助けとなるということなのです。ですから、慢性の生活習慣病にかかっているような人は、病院だけを頼りに出来ないケースもあります。

なかには元に戻ることのできない病気もあります。大切なのは、そうした病気にかかる前の段階で自分の力を100%発揮できるような生活をしていくことではないでしょうか。発病してしまうと一生病院から離れられない、そうなる前に体を維持していきましょうということなのです。

その身体を維持していく上で、サプリメントは大いに助けになります。しかし多くのサプリメントを摂っていても、食事や生活習慣に気を使わなければ、ほとんどサプリメントの効果は得られないといっても過言ではありません。
重要なのは、やはりふだんの生活なのです。つまり、基本となるのは食事と生活習慣であり、その補助としてサプリメントがあるということです。